パソコンはどうやって処分したらいい?適切に処分しないとあるリスク!
パソコンはどうやって処分したらいい?適切に処分しないとあるリスク!

みなさん、いらなくなったパソコンやスマートフォン、タブレットなどをいつもどうやって処分していますか?技術の発達で常に最新の製品が発売され、壊れる前に新しいものを買う方が増えたと思います。まだ使えるけど、新しいものを買って、使っていたものがいらなくなることはよくあると思います。掃除機や冷蔵庫は自治体に従い、普通に処分したらいいですが、パソコンやスマートフォンは違います。処分の仕方がわからず、押し入れに眠っているという方もいるかもしれません。そこで、今回はパソコンの処分方法と正しく処分しないとどうなるかをお伝えしたいと思います!

 

 

 

パソコンは普通のごみとして捨てられる?

まず、パソコンは家庭用に一般的なごみとして出していいかですが、答えはNoです。捨てることができません。燃えないごみとして出したら違法になります。また、個人情報が流出してしまうので、何もしないでパソコンを捨てると大変、危険です。リスクもあるし、法律違反でもあるので、パソコンを普通の家庭用ごみとして出すことはできないのです。

 

パソコンを正しく処分しないとどうなるのか

パソコンを正しく捨てないと以下の2つのことが考えられます。

 

法令違反となる

「資源有効利用促進法」ができ、平成15年から、自治体にパソコンなどの精密機器を家庭用のごみとして捨てることができなくなりました。資源有効利用促進法は何かというと、パソコンはごみではなく、資源として再利用するという法律です。そのため、家庭ごみとしてパソコンを捨てると法令違反となります。不法投棄ではありませんが、家庭ごみとしてパソコンを出してしまうと、不法投棄として見なされています。法律で個人の不法投棄は5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。知らなかった・忘れていたではすまされないほどの大きな罰が科せられるので、パソコンを一般のごみと同じように捨ててはいけないと頭に置いておく必要があります。

 

個人情報が流出する

パソコンには様々な個人情報が入っています。名前や住所、さらにはクレジットカードの情報など個人が特定されてしまうものや、悪用されたら困るものばかりです。パソコンを処分する際に何もしなければ、これらの情報が流出してしまいます。パソコンを処分するときには必ずデータ消去を行わなければなりません。データ消去は使用者の責任となっています。正しく消去を行わないと、以前ハードディスクから個人情報が流出したとう大きくニュースに取り上げられた事件もありましたから、気を付けなければなりません。

 

データ消去方法はデータ消去のソフトを使用したり、ハードディスクを物理的に壊したりする方法などがあります。正しく消去ができていないと個人情報が悪用されてしまうので、自身でデータ消去を行うのではなく、業者などに依頼してデータ消去を行うのもおすすめです。

 

パソコンの適切な処分の9つの方法

パソコンを適切に処分しないとどうなるかはわかったと思うので、ここからは具体的な処分方法、9つをご紹介します。

 

①リユース企業・回収業者に引き取ってもらう

パソコン専門のリユース企業があります。リユース企業によるかもしれまえせんが、持ち込みでも配送でもどちらでも利用できるところが多いと思います。パソコン専門のリユース企業であれば、データ消去を適切に行ってくれます。無料で引き取ってくれて、送料やデータ消去のお金を払う必要もないので、とても便利だと思います。またパソコンのメーカーや自作などを問わないところが多いので、自作のパソコンを捨てたい方や近くに捨てるところがなく、手間をかけずに処分したい方におすすめです。パソコン処分などのキーワードで検索すればたくさん出てくるので、目的に合うところを選んでみてください。

 

②家電量販店に回収してもらう

家電量販店でも回収のサービスを行っています。ただし、お店にもよりますが、たいていの場合は有料での回収となります。130006000円程度で引き取ってくれます。データ消去も併せて行ってくれるところがほとんどです。念のため自身でできるデータ消去は行ってから、持って行くといいと思います。壊れている・壊れていないを問わないので、壊れているものは家電量販点に持って行くといいと思います。配送での引き取りも行っていますが、近くに店舗があると思うので、持ち込みで回収してもらうといいと思います。お金を払ってでも近くで捨てたい方・とにかく早く捨てたい方・壊れているパソコンをお持ちの方は家電量販点に持って行くのがおすすめです。

 

③自治体に設置されている回収ボックスに持って行く

平成25年からある小型家電リサイクル法によって、全国の自治体にはパソコンなどを処分できる回収ボックスが設置されています。自治体によって捨てられるものは変わってくるので、確認が必要です。原則無料ですがデータ消去は自身でしっかり行わなければなりません。回収ボックスは誰でも入れるところに設置されていて、誰かがずっと見ているわけではないので、もしも万が一のことがあれば、情報が流出してしまいますから、データの消去は確実に行ってから、回収ボックスに出す必要があります。自治体も家の近所にあると思うので。近くで捨てたい方におすすめです。

 

回収ボックス以外にも自治体が有料で回収サービスを行っていることもあります。回収ボックスに捨てられないものは、そちらを利用してみてください。有料のものはメーカーや故障している・故障していないを問わず、小型などの制限はありません。

④メーカーの回収サービスを利用する

資源有効利用促進法ができてからパソコンメーカー自体がいらなくなったパソコンの回収サービスをしています。メーカーの回収なので、自身のメーカーのものしか回収を行っていません。パソコン本体に「PCリサイクルマーク」というシールが貼られているものだけ無料回収を行っているので、ご自身のパソコンにシールが貼られているか確認してください。シールがなくても有料で回収をしてくれます。費用は3000円です。データ消去はほとんど行っていない場合が多いので、自身で消去する必要があります。シールがあるものはメーカーに引き取ってもらうのがおすすめです。

 

⑤産業廃棄物業者に引き取ってもらう

個人でなく会社のパソコンは産業廃棄物にあたいします。ですので、産業廃棄物業者に出しても、回収してもらえます。個人のパソコンは必ずしも産業廃棄物業者に引き取ってもらわないといけないわけではないです。会社のパソコンであれば、処分したという証明が必要なので、産業廃棄物業者を通して、その証明書をもらうことが必要になり、産業廃棄物業者を利用する企業もいます。データ消去は行っていないところがほとんどで、近くで引き取ってもらえるなどの利点もとくになく、有料の回収となるため、個人のパソコンは別のところで引き取ってもらうといいでしょう。

 

⑥フリマ・オークションアプリに出店

比較的最新のパソコンや、スペックがいいパソコンであるなら、フリマアプリやオークションアプリで売ってみてもいいかもしれません。パソコンは無料で引き取ってくれるところが少なく、有料のところも多いので、そうではなく、売れてお金になればうれしいですよね!新しいものを買う資金にもなるので、壊れていなくて、まだ新しいものであるなら、フリマやオークションで売ってみてください。この場合もデータ消去は自己責任となるので、消してから相手に渡さないと、個人情報が流出してしまうので、注意が必要です。

 

⑦パソコンの中古買い取り店に出す

パソコンの中古買い取り店に出すのもいいと思います。これも比較的新しい、スペックがいいパソコンだけですが、お金を払わないとより、お金が入ってくる方がうれしいと思うので、新しいパソコンであるなら、中古の買い取り店に出してみてください。買い取り店によって、買い取り金額はまちまちなので、いいところを探すのは大変かつ手間はかかるかもしれません。配送での買い取りも行っているので、近くに買い取り店がなくても売りに出すことができます。買い取ったパソコンはまた販売されるので、データ消去もお店できとんと行ってくれます。心配であるなら、データ消去の有無や消去方法の確認を行うといいと思います。査定などに少し時間がかかるので、実際にお金が手元に来るまで、1週間ほどまたなければなりません。

 

⑧下取りに出す

新しいパソコンを買うのであれば、下取りに出してもいいと思います。下取りにより、少し安くパソコンを買えるようになるので、新しいパソコンを購入する方はこの方法で処分することをおすすめします。ただ、データ消去は穂どんどの場合で行われないので、自身で行う必要があります。

⑨知人や家族に譲る

最後は知人や家族に譲ることです。これだともしも万が一個人情報が流出してしまっても、被害は大きくないはずです。知人や家族であれば悪用される心配もなく、安心です。データは消してから、渡すのが鉄則なのはかわりません。

 

まとめ

パソコンを適切に処分しなければどうなるかと、適切なパソコンの処分の仕方をお伝えしました。いかがでしたでしょうか。パソコンの処分はそこまで難しくないので、ぜひこの機会に処分してみてください!

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