HDD物理磁気破壊｜ハードディスク(HDD・SSD)破壊のHAKU

従来の磁気消去のみでは、HDDに外損がみられないため、消去前と消去済の見分けがつかず、徹底した管理が必要でした。しかし、DB-60HBなら、磁気消去後に、物理的破壊も同時に行うので、ひと目で消去済と判断することができます。

1サイクル25秒でHDDの磁気消去と物理的破壊を行います。
垂直磁気記録方式ハードディスクの消去にも対応した、斜め磁化システムによる磁気消去と、DoD 5220.22M（米国NSA準拠）のV.M字圧迫物理的破壊を1台で行う複合機です。
電源を押すとチャージした磁場を照射します。
磁気照射が終了したHDDは、物理的破壊エリアへ誘導され、3本の破壊シャフト（直径20mm）で6トンの圧力をかけ、V字に折り曲げます。

垂直磁気記録方式のハードディスクは、2005年ごろから販売され、現在では大容量ハードディスクのほとんどに採用されている一般的な記録方式です。

同時に、垂直磁気記録方式のハードディスクには、磁気データをより確実に消去する機能が必要不可欠になりました。そこで登場したのが、磁気データ消去の確度が非常に高い「斜め磁化システム」です。

垂直磁気記録方式の磁気データを消去するためには、面内磁気記録方式よりも強い発生磁界が必要です。斜め磁化システムなら、業界トップクラスの10,000Oe（エルステッド）を超える発生磁界で磁気データ消去能力を150％効率化できるので、さらに確実な磁気データ消去を可能にします。